- 1. ビフォー→アフター:運動ゼロでも「朝がラク」になった話
- 2. 私が選んだ三本柱(高タンパク/発酵食/ゆる低糖質)
- 3. まずはここから:“完璧じゃない”始め方のルール
- 4. 高タンパク:私の定番“楽ちん”メニュー集
- 5. 発酵食:お腹が整うと毎日がラク——私の定番と組み合わせ
- 6. ゆる低糖質:甘いものは“敵”じゃない——手作りで罪悪感オフ
- 7. 1週間ミールプラン(作り置き&時短アイデア付き)
- 8. 買い物メモ&ストック術(迷わないための最低限)
- 9. 私がやらかした失敗とリカバリー(よくある落とし穴)
- 10. ちいさな運動代わり:生活にまぜる“活動”のコツ
- 11. Q&A:どのくらいで実感?外食のときは?空腹と眠気は?
- 12. まとめ:食卓から“だる重”にさよならする
1. ビフォー→アフター:運動ゼロでも「朝がラク」になった話
ビフォー(私)
- 朝、体が鉛。ベッドから出るのがつらい。
- 午後は集中が切れて眠気ドーン。週末はソファに同化。
- 運動は苦手。動画を保存して満足するタイプ。
始めたこと
- 食卓を高タンパク+発酵食+ゆる低糖質に“ゆるやかに”寄せた。
- ルールは「がんばらない・飽きない・続けられる」。
アフター(数週間〜数ヶ月の私の実感)
- 朝の立ち上がりがラクに。寝起きのどんよりが薄まる。
- 食後のドカ眠気が減って、午後の仕事が前より進む。
- 肌のざらつきやお腹の重さが落ち着いて、気持ちまで前向きに。
大切だったのは“ストイックさ”じゃなくて、「ちょっと良い選択」を積み重ねることでした。
2. 私が選んだ三本柱(高タンパク/発酵食/ゆる低糖質)
2-1. 高タンパク:まずは“材料”不足を埋める
タンパク質は筋肉だけでなく、肌・髪・爪、そして日々のコンディションづくりにも関わる“材料”。以前の私はここが圧倒的に足りない実感がありました。そこで「毎食にタンパク1品を足す」に一点集中。
私の体感:昼食後のドーンとしただるさが弱まり、夕方の粘りが出てきた。
2-2. 発酵食:お腹のごきげん=私のごきげん
“お腹が整うと、全体が整う”。毎朝のスッキリ感が増えると、その日がうまく回る。難しいことはせず、日常に載せやすい発酵食を1〜2品入れる作戦にしました。
2-3. ゆる低糖質:上下動をゆるやかに
甘いものは好き。でも、食べ方次第で眠気とだるさのジェットコースターになりがち。そこで、
- ごはん・パンの量を“ほんの少し”減らす
- たんぱく質や野菜と一緒に食べる
- 甘いものは手作りや素材で賢く という“ゆるさ”で調整。我慢じゃなく、工夫で乗り切るのが続いた理由です。
3. まずはここから:“完璧じゃない”始め方のルール
- 置き換え1つから:白米→半分を雑穀/豆腐を1品足す など。
- がんばらない計測:グラム計は不要。手のひらサイズを目安にタンパク源を1品。
- 同じものをリピート:レパートリーは少なくてOK。飽きたら1品だけ入れ替え。
- 週のどこかで作り置き:10〜20分で2品が現実的。
- 外食・ご褒美の日は“堂々と”楽しむ:翌日ふつうに戻せばOK。
「毎日完璧」は捨てる。“だいたい良い”を続けるほうが結局効きました。
4. 高タンパク:私の定番“楽ちん”メニュー集
どれも包丁ほぼ不要/下味は塩・こしょう+αが基本。味付けはシンプルでOK。
4-1. 朝の5分タンパク
- たまご2個のレンチン茶碗蒸し風:マグに卵2+水(または出汁)+塩少々→30秒ずつ様子見でレンチン。
- ギリシャヨーグルト+きな粉+ナッツ:たんぱく+脂質で腹持ち◎。
- ツナ豆腐ボウル:絹豆腐にツナ・ポン酢少々・青ねぎ。
4-2. 昼の作り置きコンボ
- 鶏むね“塩こうじゆで”:むね肉に塩こうじを薄く塗って一晩→翌日ゆでるだけ。しっとり&日持ち。
- 鮭フレーク自家製:生鮭を酒・塩で蒸し焼き→ほぐす。ごはん少なめ+野菜にオン。
- ひよこ豆の和え物:ゆで豆+オリーブ油+レモン+塩。副菜の穴埋め職人。
4-3. 夜の“放置でできる”主菜
- 塩さばオーブン放置:トレイにのせて200℃で12〜15分。
- 厚揚げの生姜ステーキ:表面を焼いて醤油+みりん+生姜。満足感大。
- ささみの梅しそ和え:ゆでて割く→梅・しそ・ごま油ちょい。
4-4. 小腹対策
- するめ・ゆで卵・カッテージチーズ:甘いものに走る前の“ワンクッション”。
5. 発酵食:お腹が整うと毎日がラク——私の定番と組み合わせ
5-1. 私の“毎日1〜2品”ルール
- 味噌汁(豆腐・わかめ・きのこ)
- 納豆(卵黄・ねぎ・ごま+少しの酢)
- プレーンヨーグルト(きな粉・少量のはちみつ)
- ぬか漬け(きゅうり・にんじん・大根でローテ)
難しく考えず、いつもの献立に1品のせるだけ。それで十分まわりました。
5-2. 相性のいい組み合わせ例
- 納豆×卵×ごま:コクが出て満足度アップ。
- 味噌×きのこ×海藻:香りと食感で満足感が上がる。
- ヨーグルト×きな粉×ナッツ:朝のデザート感覚で腹持ち◎。
6. ゆる低糖質:甘いものは“敵”じゃない——手作りで罪悪感オフ
方針は「ゼロにしない/質と量を調整する」。市販・コンビニ事情には深入りせず、家で再現しやすいもの中心に。
6-1. 私が効いた“食べ方の工夫”
- 主食は“少しだけ控えめ”。丼はごはんを浅めに、パンは1枚を半分に。
- たんぱく質と野菜を先に。甘いものは最後に少量。
- 食べる時間を前倒し。夜遅い甘いものは眠りにも響く実感。
6-2. 手作り“ゆる低糖質”レシピ(砂糖は控えめ)
- おからクッキー:おからパウダー×卵×少量の油・甘味。まとめて焼いて冷凍OK。
- アーモンド粉のしっとりマフィン:アーモンドプードル×卵×ヨーグルト少々。
- カカオココアプリン:無糖ココア×牛乳(または豆乳)×ゼラチン×甘味少々。
ポイントは「甘さ控えめに慣れる」。最初は物足りなくても、1〜2週間で舌が慣れました。
7. 1週間ミールプラン(作り置き&時短アイデア付き)
目安です。量はお腹の具合で調整。無理しない&飽きないが最優先。
作り置き(週末10〜20分)
- 鶏むね塩こうじゆで/鮭フレーク/ひよこ豆和え/ぬか漬けセット
Day1
- 朝:ヨーグルト+きな粉+ナッツ/味噌汁
- 昼:鶏むねほぐし+サラダ+少なめごはん
- 夜:塩さば/豆腐とわかめの味噌汁/ぬか漬け
Day2
- 朝:卵2個のレンチン茶碗蒸し風
- 昼:厚揚げ生姜ステーキ+キャベツ千切り
- 夜:鮭フレーク丼(ごはん浅め)+納豆+味噌汁
Day3
- 朝:ツナ豆腐ボウル
- 昼:ささみ梅しそ和え+雑穀少なめ
- 夜:豚こま生姜焼き(脂を拭き取り)+もやし山盛り
Day4
- 朝:ヨーグルト+季節の果物少し
- 昼:鶏むねサラダボウル(オリーブ油+塩)
- 夜:塩さば/ひよこ豆/味噌汁
Day5
- 朝:卵焼き+ぬか漬け
- 昼:厚揚げときのこの煮びたし+少なめごはん
- 夜:鮭と野菜のホイル蒸し
Day6
- 朝:ヨーグルト+おからクッキー1〜2枚
- 昼:ツナキャベツ炒め+雑穀少なめ
- 夜:鶏むね塩こうじ焼き/味噌汁/ぬか漬け
Day7(ご褒美&調整日)
- 朝:好きな朝食(パンの日でもOK・量だけ控えめ)
- 昼:外食OK(タンパク1品+野菜を意識)
- 夜:軽めに/手作りマフィンでデザート少し
忙しい日は「主菜だけ作る→副菜は漬け物&味噌汁」の二品構成でも十分でした。
8. 買い物メモ&ストック術(迷わないための最低限)
8-1. タンパク源
- 卵/鶏むね・ささみ/鮭・さば/ツナ缶(水煮)/厚揚げ・豆腐/納豆/ヨーグルト/カッテージチーズ
8-2. 発酵食&調味
- 味噌/塩こうじ/ぬか漬けベース(市販の素でOK)/酢/醤油/みりん
8-3. 野菜・海藻・きのこ
- きゅうり・にんじん・大根(漬けやすい)/キャベツ・もやし(かさ増し)/わかめ・しめじ
8-4. ゆる低糖質スイーツ用
- おからパウダー/アーモンドプードル/無糖ココア/ゼラチン/ナッツ類/はちみつや甘味少々
8-5. ストックのコツ
- 定番だけを“固定メンバー化”。悩む時間を削る。
- 余ったら冷凍。鶏むね・鮭・おからクッキーは凍らせても味がブレにくい。
9. 私がやらかした失敗とリカバリー(よくある落とし穴)
- 落とし穴1:糖質を急にゼロ近くに → 反動で爆食。“ゆるく”が正解。
- 落とし穴2:たんぱくの偏り → 鶏むね一辺倒で飽きる。魚・大豆・乳製品でローテ。
- 落とし穴3:甘味ゼロの禁欲 → ストレスでリバウンド。手作りで量と甘さを調整。
- 落とし穴4:発酵食だけで満足 → 主食や野菜が減るとバランス崩れ。足し算で考える。
失敗は“データ”。翌日ふつうに戻すのがいちばん効きました。
10. ちいさな運動代わり:生活にまぜる“活動”のコツ
- 階段を見かけたら“1フロアだけ”乗り換え
- 一駅分歩くのは“朝だけ or 帰りだけ”
- お風呂上がりの軽いストレッチ3分(肩回し・体側のばし程度)
これを“運動”と呼ぶのも気が引けるくらいの小ささ。でも、積み重ねると確実に体感が出ました。
11. Q&A:どのくらいで実感?外食のときは?空腹と眠気は?
Q1. どのくらいで変化を感じた?
私の場合、1〜2週間で昼の眠気が軽く、1〜2ヶ月で朝のラクさと肌の調子に気づきました。個人差は大きいので、比べないのがコツ。
Q2. 外食はどうしてる?
タンパク1品(魚・肉・豆)+野菜をまず確保。主食は少なめにお願いするか、友人とシェア。デザートはみんなで少し。
Q3. 間食は何を?
まずはゆで卵・ナッツ・ヨーグルトで様子見。甘いものが欲しい時はおからクッキーを2枚程度。
Q4. 午後の眠気がつらい
昼の主食をひと口分だけ減らす→タンパクと野菜を増やす。食後に5分散歩も効きました。
Q5. 便通が安定しない
発酵食+水分+野菜や海藻の食物繊維をセットで。無理せず少しずつ。
12. まとめ:食卓から“だる重”にさよならする
- 高タンパク:毎食に“手のひら1品”を足す。
- 発酵食:味噌・納豆・ヨーグルト・ぬか漬けを1〜2品。
- ゆる低糖質:主食は少し控えめ、甘いものは手作りで量と甘さを調整。
完全主義は不要。“だいたい良い”を続けることが、私にはいちばん効きました。今日の食卓に小さな1手を置く——それだけで、1週間後、1ヶ月後の体はきっと軽くなります。
ここまで読んでくれたあなたへ:まずは「明日の朝ごはんにヨーグルト+きな粉」から、一緒にやってみませんか?


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